高知市でも15日に 桜の開花宣言 がありました。
いよいよ春本番ですね v(^o^)
これも今年初出の蝶です。
オレンジの蝶が飛んだので、越冬組のキタテハが現れたかと思いました。
ツマグロヒョウモンの♂でした。
蕗の薹に止まり吸蜜中で、羽化したばかりのようです。
普段目にするより遥かに小さな個体で、モンシロチョウサイズです。
秋の餌不足でしょうか?それとも越冬時に体力を使ったせいでしょうか。
同じ場所で2日間滞在していました。
春の陽光をいっぱい浴びて......ハイキーに写してみました。
小さいです。ツマキチョウサイズです。
厳しい冬を乗り越えたテングチョウは、後翅前部が欠落しています。
この時期山頂に現れるチョウを見に行きました。
山道を車で行くと日当たりの良い場所で褐色の蝶が舞い上がります。
車を停めてしばらく待っていると、石の上に戻ってきます。
この場所でテリ張りして ♀が来るのを待ち構えている様です。
蕗の葉上に止まったルリシジミの開翅を待っていたら、別の蝶が偵察に来ました。
2~3回周囲を旋回して、どこかに飛んで行きました。
止まっている方は微動だにしませんでしたが、何故同じ♂と判ったのでしょうか?
匂い? 色(人間には見えない色)? 音? 仕種?
ミツバチやシロチョウ類は紫外線を感知しているそうですが.....
別の場所では、キタキチョウが追尾飛翔していました。
写真は不鮮明ですが、右上の♂ (翅が鮮やかな黄色で少し小振り)の蝶が、
左側の♀ (翅の色がやや白っぽい) の上方1mあたりを、つかず離れず飛び続けます。
♀が高く舞い上がるのを阻んでいるようです。
♀は地表すれすれを、這うように飛び続けます。それを執拗に追いかけています。
この日(16日)は別の場所でも同様な行動を見ました。
婚活は蝶ばかりではありません。
山頂近くの畑の片隅に雨水を貯める貯水槽があります。
4m×7m深さ1mのコンクリート製です。
冬場は雨が少ないので、ほとんど干上がっています。深い所でも10㎝もあるでしょうか。
その貯水槽の方から『カ~ン カ~ン』と少し金属音の様な声が聞こえてきました。
周囲の草むらから ガサゴソ と何かが動く音も聞こえます。
『(・・?) エッ 何だろう? 鳥???』
抜き足差し足忍び足。枯れ草や落ち葉を慎重に踏んでそっと近寄りました。
ポチャーン! 水音??貯水槽の中で泥の固まりが飛び跳ねました。
よく見るとヒキガエルがハグしていました!!
鳴き声の主はどうやら♀の様です。澄んだ鐘の様な声です。
しばらく様子を見ていると、声は3~4ヶ所から聞こえます。
じっとしている時は泥や浮草が付着して分かりませんでしたが、
鳴き始めると10匹位が 声のする方に向かって跳ねたり歩いたりして行きます。
右側で鳴けば右に、左側ならそちらに、 同時に鳴いたら右往左往もう大混乱です。
自分の前を横切る個体にジャンプ一番 抱きつきます。
同性と分かるのかすぐに離れますが、この時期♂は動くものなら何でもハグします。
知人の話では魚にまで抱きついているカエルも見かけるそうです。
25~30年位前ですが、とある渓谷でカエルの卵を見つけて持ち帰りました。
水槽に入れて数日でゼリー状の紐からオタマジャクシがウジャウジャと出てきました。
オタマジャクシも卵と同様に真っ黒でした。
しかし3分の1は孵化できませんでした。
黒い卵と真っ黒のオタマジャクシはヒキガエルだそうです。
その卵には小さな白い所があり、自然状態ではそこは常に下に位置します。
上側の黒い組織で紫外線を遮断し、胚を守っていると知ったのは、ずっと後になってからでした。
無造作に容器に入れて持ち帰り、これまた無造作に水槽に移しかえたのがダメでした。
それでも大多数は手足が出て、やがて水槽から逃げていなくなりました。(^o^)/~
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カエルの話が長くなりました。
元の話しにカエル事にしましょう(^_^)
山頂には目的の蝶は居ませんでした。殘念!!
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