6月16日 梅雨の晴れ間に天狗高原に行ってきました。
天狗高原は四国カルストの一部で、標高は1300~1500m弱です。
さて、クイズです。 (^_^)V
問題 天狗高原には何チョウが居たのでしょうか?
答えは More で
〝国民宿舎 天狗荘〟の駐車場から見た、天狗高原スキー場のゲレンデ(右の草地)です。
高知県唯一のスキー場です。
上の写真右のピークから 見た〝天狗荘〟と、後は天狗ノ森(1485m)です。
手前の石灰岩は、二酸化炭素を含んだ雨に浸食されて羊の群(カーレン)の様です。
一月程前に山焼きをし、草が芽吹いて新緑の中に石灰岩が映えます。
カルスト台地では所々に窪地があります。ドリーネです。
雨水がこの窪地から地下に浸透していきます。
見た限りでは目立った穴はなく、土で覆われていました。
この下には恐らく洞窟があるはずですが、まだ未発見のようです。
高原の草地を利用して、春から秋にかけて牛の放牧が行われています。
ゆったりと草を食んでいる光景は、牧歌的そのものですね。
誰ですか!? 美味しそうな牛がいる。なんて言うのは?「モウ止めて~」と泣いています。かな
※ ちなみに、ここの景色・道路はストリートビューで見ることができますよ。
レストランの入口で壁の石を舐めている蝶がいました。
ウラギンヒョウモンです。吸蜜はいつもの事ですが、石舐めは初めてです。
石の味はおイシのでしょうか。 アングルがイマイチでした。
駐車場に戻ると石垣のアザミにモンキチョウがやって来ました。一目でメスだと思いました。
石垣をよじ登って写しました。
すると、そこにヒョウモンチョウが舞い降り、仲良く吸蜜しています。。
裏翅の色が黒っぽかったので、最初はメスグロヒョウモンかと思いました。
後でモニターを見て、後翅の銀筋が3本あったのでミドリヒョウモンと分かりました。
すぐ下の枝の花に 別のモンキチョウが飛来してきました。これも白色型のメスです。
更に写していると、突然開翅しました。 ワオ! なんだ なんだ!?
『この花は私一人のものよ。誰にもあげない!!』と、言うかのように、覆い被さっています。
このミドリヒョウモンは、表翅の黒班が大きく 翅脈の性標が無いのでメスです。
黄色の蝶が舞っています。仲良く吸蜜していたモンキチョウのメスはどこかに飛び去りました。
ミドリヒョウモンは花を独り占めではなくて、どうやらモンキチョウのオスが来たのを、
プロポーズされたと勘違いしたのですね。(爆笑)
このミドリヒョウモンは、モンキチョウに対して交尾拒否のポーズをしたのですね。
オスは下の花で吸蜜中のメスにアタックを掛け始めました。
連写を スライドショーにして動画仕立てにしました。
題して「モンキチョウの片思い』です。 ☜ カギカッコも片重い
小さな画像ではよく見えないと思います。トリミグしてみました。
メスは羽を広げてオスの着地を邪魔し、尾端を上げて交尾拒否のポーズをしています。
近くのキツネノボタン(家内の説明)の花では、ベニシジミがひっそりと吸蜜しています。
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