我が家に巣を作った最強の軍団です。
やられたからやり返す! by Naoki
8月初めにこの巣を駆除しようと、偵察に行った時に
後からいきなり襲われて左側頭部を刺されました。(T-T)
先制攻撃されたので、余計に
萌え燃え上がりました。
刺される直前の巣の写真です。
垂木のスパンが45㎝ですから直径・丈共に40㎝位あります。
右側の出入り口から、10秒間に20頭前後が出入りしていました。
マグナム殺虫スプレーを数本購入してきて、1週間後 夜闇に紛れて奇襲攻撃を掛けました。
それなりに効果があったと、翌朝用心のため完全防備で見に行きました。
まだ何匹かの残党が巣の周囲を飛んでいます。
件の竹の棒で巣の外皮の一部を破り、その中にスプレーを噴射します。
一旦その場を離れ、下からの撮影です。外皮の破れ目から蛹の繭が白く見えます。
本来なら、巣を駆除したあと、直ちに巣を撤去するのが望ましいのです。
殺虫剤も蛹の繭の中迄は届きにくいので、生き延びた蛹が羽化し活動します。
ここはとても足場が悪いのです。
もし梯子を掛けて巣を除去している最中に襲われたら逃げ場がありません。
何度か波状攻撃をして全滅するのを待ちました。
10月初めの巣の状態です。破れた箇所が広がっています。
もう残党はいません。これなら大丈夫
梯子を掛けて巣の回収に掛かりました。
想像以上に桁や垂木にしっかりとくっついています。外皮は脆くボロボロと破れました。
カッターや包丁では基部を切り取れません。鋸を使って切り取りました。
回収した巣盤です。6層にも成長していました。
巣盤の重なり具合
とその厚さと沢山の支持支柱
右側の2層目が最も大きかったです。長径34㎝ほどあります。
左側は3層目~5層目です。
巣盤をばらしました。
左下が1層目。時計回りに2層目~4層目そして中央部が5層目 最小の巣盤が6層目です。
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6層目はでき始めたばかりで、形が整っていたので巣房の構造を見てみました。
中央の巣房は1個、外側に向かって6個・12個・18個・24個・30個
と整然と等差で増えていきます。
外辺は6角以下18角・30角・42角とこれも等差級数で増加しています。
それ以上は巣の形がいびつになっていました。
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後から知ったことですが、
駆除した時期が8月中旬で、まだオスバチや新女王蜂が生まれる前でした。
オスバチや新女王蜂が生まれる秋は、スズメバチが攻撃性をより強めるそうです。
スズメバチ退治は、やはり専門業者に依頼した方が安全かつ経済的です。
無知故にハチ用の殺虫スプレーも必要以上に使ってしまい、けっこう高くつきました。
市町村役場に相談すれば、無料で駆除してくれる自治体もあるようですから。
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