3月のムササビの観察です株立ちした椎の木に巣箱を架けています。
この巣箱は床の内寸は20×30㎝です。A4用紙くらいです。高さは前40で後50㎝です。
3月14日にトレイルカメラのデータ交換に行って巣箱の中を見ようと、脚立を立て登っていると、ムササビが顔を出しアッという間に滑空して行きました。
14日に回収したデータには、この様な映像が録れていました。
オオコノハズクも春になったので、営巣場所を探していますね。
2月26日の動画で、この巣箱に母ムササビが仔を連れて来ていたのは知っていたので、屋根を開けて写真を撮ると、2頭の仔ムササビが写っています。
なんと双子の赤ちゃんです、ムササビは一腹1・2頭出産するそうです。
巣箱の中をのぞいたので、再び
子供を連れて出て行きました。
椎の木を登って行ったので、ここより高い場所に移ったと推測できます。
若し下の方に連れて行くのなら、巣箱からダイレクトに飛ぶはずです。
10mほど上の尾根にも巣箱を架けています。巣箱の中です。
この巣箱は架けてからしばらくは使っていませんでした。使い始めたのはつい最近からです。
10日の期間も使用感は薄いです。
巣材は運び込んでいますが、中が窪んでいない様です。緑の葉は食事の残りでしょう。
上の巣箱に行くと・・・
案の定ムササビが顔を出しました。
写していると、次第に身を乗り出してきて・・・
一旦引っ込んでから巣箱の屋根の上がり、木の上に登って行きました。
荷物になるので、コンデジしか持って来ていません。
おまけにバッテリーが残り僅か。インジケーターが赤く灯り、中々シャッターが切れません。
切れても保存に失敗したり、エラー表示が出ます。
モタモタしているうちに、木の高みから滑空して杉林の中に消えて行きました。
帰り道、何気なく杉を見ると、右側の木肌が剥けて表皮がなくなっています。
この杉の木の南に面した皮を剥いで巣材に使ったようです。
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