15 SS-1(セセリチョウ)の蛹の変化を追ってみました。
本来は竹の葉を巻いて巣の中で過ごしています。巣を開いて深度同棲撮影です。
蛹の左右前後を写しましたが、後で見ると頭が右や左とまちまち(^_^;)
頭が上になるよう画像回転して見やすくしたつもりです。
前の記事は <
こちら>から もう2ヶ月も前ですね
蛹になって数日は半透明に近く、陰影がはっきりしません。
この蛹は短毛がいっぱい生えています。
俯いた頭部背面です。
背線が白く見えます。触角の後方に前翅基部がドーナッツ状になっています
10月13日 身体全体が黄色がかっています。ほとんど変化は見られません。
14日 です。6日目には背中が黒ずんできました。
ネットで調べると夏型の蛹期は1週間程度とか・・・・・フムフム
季節は秋で、少し気温が下がっており、羽化は多少遅れるでしょう。
11日目です。頭から触角や脚の色が濃くなってきました。
翅色もはっきり現れました。
殻越しに前翅中央部と翅頂部にかけて薄い斑紋がいくつか見えます。
濃褐色の翅の縁毛に縞模様が見えます。これはコチャバネセセリ夏型の特徴です。
触角や脚の凹みに空隙が見えます。
それらの部位が完成した証拠で、これも羽化前兆の一つです。
東部からライトを当てると腹部に生えている体毛が金色に輝いています。
21日は朝から録画と、TG-3でインターバル撮影開始しています。
インターバルは100コマが限度ですので、一定間隔でリスタートが必要です。
後で画をチェックしてみると、ほとんど動いていません。
21日 14時42分 少しだけ尻尾を振っていました。上の画で変化が分かりますか?
次回に続く・・・・・
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