№3のアゲハの蛹に羽化前兆が現れました
№3は 9月29日に蛹になりました。その記事は [
こちら]
10月16日 だいぶん前の事です ('◇')ゞ。
№2が羽化した夜です。緑色だった身体が黒化してきました。
中央部の損傷が少し拡大しています。
それから羽化するのを楽しみに毎日朝夕に観察していました。
しかし何だか変です。
撮影しようと触ってもピクリとも動きません。
№2 は、振動だけでも激しく体を揺すっていたのに・・・・・
20日 しびれを切らせ蛹の殻を剥ぎました。
背面から 身体全体は濡れています。
側面から
下2枚は前面上半身です。
尾部の形状から ♂です。
マルチショットの間にかすかに動いています。(リサイズでボケていますが)
文字通り虫の息でした。
前翅をはぐります。
後翅の前縁に白い半月斑が見えます。クロアゲハ ♂に間違いありません。
前翅の裏側の翅脈は太くて白色をしています。
羽化後短時間で翅全体に体液を送り、素早く翅を伸ばす為の重要な輸液菅です。
翅が伸びきった後は、このパイプラインは閉じられるそうです。
順次拡大します。
時間の経過と共に翅が少しずつ乾いてきました。
鱗粉が翅の表面から屹立しています。
更に後翅をめくり翅裏です。
尾状突起も羽化後に伸びるようです。
肛角部の赤い眼状紋です。
羽化直前までこぎつけながら、力尽きてしまいました。
5齢幼虫の腹部から背中にかけての黒筋は
クロアゲハと教えてくれました。
この3匹のアゲハは、幼虫時代にいくら突ついても、同定に繋がる臭角は一度も出しませんでした。とても寛容でした。
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《 季節の覚え書き 》
12月18日 遅ればせながら、今朝 初霜です。
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