この秋はとても収穫があり、年末になった今も記事が続いています。
ほぼ毎夜チロルを伴い、往復約2キロの散歩に行っています。
健康増進も兼ねていますが.......
9月~11月は道端から秋の虫の声が賑やかに聞こえてきます。
スズムシ・ウマオイムシ・カネタタキ・マツムシ・クツワムシ等です。
その中で発見難易度の最も高い虫が、マツムシです。
集団で「チンチロリン チンチロリン ・・・・・・・」と一帯から美声が聞こえてきます。
耳を澄ませて、音源の見当を付けて探していると、そのすぐ隣から
「チンチロリン」
あれっ?こっちだったか! と、視点を変えると、また脇から
「チンチロリン」
と、そんな具合でなかなか的を絞れないのです。
しかも鳴いている場所が草の根元付近です。
かき分けようと、草に触れるとピタッと鳴き止みます。
何日も探して、ある夜 葉の真ん中で鳴いているのを見付けました。
折悪しくカメラを持っていなかったので、家に取りに帰ると俄か雨が振ってきて断念。
そうしてやっと見付けたのがこれです。
触角が長いですね~。
その傍には流線型の幼虫も
何の幼虫でしょうか?蛾の幼虫には間違いないのですが
そして秋にここで良く見かけるカマドウマ(竈馬)です。
普通は家の床下にいますが、なぜか毎年秋にこの場所で見かけます。
メスですのでパートナーを求めて出てきたのか、産卵のためでしょうか?
この虫の翅は退化していますが、後脚が発達しています。
ジャンプ力は強く、その高さは50㎝位。距離は1m近く跳びます。
余り近くで見ていると、行き先を見失いがちです。
更に進んで行って、橋の上から川面を覗くと
小魚が一杯泳いでいます。ハヤ(鮠)でしょう。
夜でも目が見えるようです。
少し深みになっている場所では
ナマズがいました。夜行性です。先程の鮠などを狙っていますね。
写していると急いで逃げます。
そして岸辺の葦の下に隠れました。
あまり深追いはしない事にしましょう。
暴れられると、後が怖いですからブルブル
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ちなみに夜の撮影には下のような機材を使いました。
クリップオンストロボは撮影用
LPL LEDライトはマクロの合焦用で、長いLEDライトはビーム光ですので概ね20mまでの合焦用に使い分けています。
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