知人がキジバトの巣があると教えてくれました。
知人の勤務する事業所が九月から拡張工事をするそうです。
邪魔になる庭のヤマモモを伐採していた工事業者が発見したそうです。
8月19日 早速行ってみると、周りのヤマモモの木は枝打ちされて幹だけになっていました。
巣がある幹は枝打ち中に巣を発見し、その時点で中止していました。
写真の中央部に巣があります。
反対側に回ってみました。
巣の底部が見えています。
よじ登ってみました。
いますね~ 2羽 (^_^)
とても簡単な巣に見えます。慎重に近付きます。
我が家で産まれた野鳥の雛より遥かに大きいです。(当たり前ですが)
胴の長さだけでも12~3㎝はあります。
カメラを持った手を伸ばすと、頭を擡げて威嚇のようなポーズをします。
産毛もありますが、その下には羽根が伸び始めています。
8月中には巣立ちができそうです。
3日後に再度訪れました。
何と、アオダイショウがこの木に這い登り、一羽を呑み込んでいたそうです。
アオダイショウは人の姿を見て草藪の中に逃げたそうです。
もう一羽は巣から落ちていたそうです。
それを巣に戻していましたが、翌朝には姿は見えなかったと言っていました。
その事業所の職員の皆さんが、成長を樂しみにしていただけに、とても殘念がっていました。
ハトに肩入れする訳ではありませんが、自然界の生存競争は残酷でもあり厳しいですね。
この場合ヤマモモの伐採がなければ、人間にもヘビにも見つからなかったでしょう。
その時々の運も大きな要因ですね。
雛のいない空っぽの巣を写してきました。証拠写真です。
大きさ比較の為にボールペンを置いています。
巣材は箸くらいの太さの小枝を無造作に敷き詰めただけのように見えます。
一部葉が付いていますが、羽根や苔はありませんでした。
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