ノササゲの実にいた蛹が羽化しました。
1月5日のブログ“
次女が発見”の蛹です。
プラ容器に入れ、目の細かい網は?
あった ハタキの布を切って蓋にしました。
北側の窓の外に出して寒風に晒して、それを7~10日毎に様子を見ていました。
昨夜見ると、網に小さな生物がいます。
蛹から既に羽化していたのです。とりあえず証拠写真です。
今日取り出して撮影しました。
下側は蛹の脱け殻です。 成虫になってもサイズは余り変化がありません。
静止した状態での前翅の模様です。後翅は内側に隠れて見えません。
撮影中に何度も何度もback転をします。
触角は紐状で体長の約半分です。前翅の付け根の方は黒褐色、後半は灰褐色です。
裾にはフリルの飾りさえも、配色はなかなか超シックです。
身体(翅)が小さいので相対的に鱗粉が大きく見えます。
方眼紙の上で身体測定。 筒状の体長約13㎜ 体幅約3㎜です。
何回かback転を繰り返しているうちに、突然どこかに飛んでいてしまいました。
この蛹 シジミチョウになるのかと、期待していましたが~ 残念!!
シジミチョウ類の蛹なら胴回りがもっと大きくなる筈です。こちらは細身でした。
手許の図鑑で調べた限りでは、よく似た紋様とサイズの種はありましたが、
幼虫の習性が全く異なるようで同定には至りません。
日本に分布する二百数十種の蝶と違って、蛾の方は数万種以上とか。
門外の私にとっては “ざま~な ヘチじゃった”
3月5日 追記
部屋のどこかに隠れていましたが、この暖かさで出て来て、障子に止まっています。
頭を下にして止まります。これが通常の静止状態でしょうか。
たまたま障子に止まったから目立ちますが、木の幹だったらまるで小さな枯れ枝ですね。
この小ささと擬態なら まず発見はできないでしょう (^o^)
《 訂正とお詫び 》
前回の記事でミノムシがウイルス(ヴィールス)によって激減したと書きましたが、
正しくはオオミノガヤドリバエの寄生による個体数の激減でした。
調査不足でm(__)m
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