先日はわが街の紹介番組を見てくださってありがとうございます(^0^*
さて、秋も深まると野菊の周りなどでゆっくり飛翔する
黄色の糸くずみたいな昆虫を見たことはありませんか。
とても細い身体と長い足 右に向かって飛んでいる時は、
カタカナの "フ" の文字が飛んでいるように見えます。
40年ほど前に見て、興味を抱き続けてきました。
昨年の10月2日 以前に見たものより、ずっと大型のソレがいました。
※ 今年も待っていたのですが、小さいタイプを1匹の目撃に終わりました。
おらんくの裏の畑で、紫蘇の花に吸蜜に来ています。しかもカップルで!!
スタイル スマートでしょう V(^^)。 かつて一世を風靡したツィーギーの様です。古いかな~
左側の♀は体長25~30㎜あり、右側の♂は25㎜前後です。
今まで見てきたのは体長10㎜前後で1~2頭でした。この日は大小合せて十数頭いました。
図鑑で見ても、細い筋のようで模様まではよく分かりませんでした が、
"双翅目" アブの仲間で"ツリアブ科 ハラボソツリアブ"らしいです。
名前が分かったので、更にググルと "ニトベ~"と"スズキ~"等の日本人名を冠しています。
トンボなどと同様に胸部の黄色と黒の模様 線条で同定するそうです。
頭部のアップです。こうやってみると触角や複眼はアブですね。
また後翅は、退化して木琴のバチ(って言うのかな?)の様な形です。
カップリングしていても、オスとメスは思いは別。。。。呉越同舟です。連写で
メスは花にご執心ですが、オスは別行動で、運動会の綱引き状態です。(^^) p)) フレーフレー
メスが植物にしがみつく力よりも、オスの羽ばたき推進力がやや上回っています。
花にとりついたと思ったら、すぐに引き離されます。
しかし飛ぶ時は身体や羽根が大きいメスの方が強いようです。
「あ~~ 私のご馳走がっ~~~~」 と未練たらたら。
翌日もおそらく多分 同じコンビが来ていました。これにはたまげました。
翌々日は小さいのが数匹いましたが、その次の日は雨で、以降見かけなくなりました。
わずか2~3日限定の出現でした。
幼虫はハエなどと同じ形だろうとは推測しますが...生活史は全く不明です。
近くの渓流のシャガや蕗の葉の上では、ムラサキツバメやムラサキシジミが日光浴をしていました。
ムラサキシジミの♂の様です。(色合いは♀風ですが、前翅前縁まで光沢が広がっています)
後ろでツユクサが そっと顔を出しています。
ムラサキツバメの♀
ムラサキツバメの♂ 角度が変わるとブルーの光沢が変化します。
どうやら、オスはブルーの光を前に向けて反射しているようです。
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