オオルリの生態を無人ビデオで撮影していました。
結果、雛が孵ってからはオスも頻繁に給餌に訪れることも知りました。
24日は差し掛け屋根と石垣の隙間からスチルでも狙ってみました。
三脚を大きく開脚し、石垣と壁の段差に固定しました。
センターポールだけでは高さが不足しますので、
雲台にもう一つジョイントして何とか隙間から巣の辺りを収める様になりました。
巣から見えない位置に陣取り、リモートボタンを握りモニターに注目です。
待つ事暫し....程なくオスが餌を銜えてやって来ました。
昆虫の幼虫を銜えて周囲を見回します。
安心した様で、雛に給餌を始めました。
シャッター音に気づきました。
暫くこの姿勢のまま、警戒していました。やがて飛んで行きました。
閑話休題
この日と翌25日は珍しく、山から「ヤイロチョウ」の鳴き声が聞こえてきました。
例年なら概ねGWの頃 6時~7時頃に西か南の山から、「シロペン!クロペン!」と聞こえてきます。
それも1シーズンに一朝か二朝 数回のみです。
今年は聞き漏らしたのかな?と思って、ネットで調べると2件ヒットしました。
いずれも飛来が遅れているとの記述でした。
また『わんぱーく こうち アニマルランド』では、傷ついた成鳥を保護中との文もありました。
今年は遅くに飛来したようです。
耳を澄まして聞いていると、鳴いている場所が2~3箇所あります。
鳴き交わしています。きっとテリ張りしているのでしょう。
この両日は2時間くらい連続して聞く事ができました。
とてもラッキーな気持ちになりました。\(^o^)/
隣の大野見村(現 中土佐町)周辺には、ヤイロチョウにまつわる民話があります。
昔々大野見のある地区に、老夫婦が仲良く暮らしていました。
その夫婦は白い犬と黒い犬を飼っており、 白い犬の名は『シロ』
黒い犬は『クロ』と言い、たいそう可愛がっていました。
春のある日 お爺さんが2匹の犬を連れて、山に薪を取りに行きましたが
犬がはぐれてしまい、一人でトボトボと帰宅しました。
翌日お爺さんは犬を探しに山奥に入って行きました。
しかしそのまま帰って来なかったそうです。
そして今でも春になると決まって山奥から
お爺さんの「シロペン。クロペン」と呼ぶ声が聞こえてきます。
~むかしまっこう さるまっこう~
大体 こんなな内容の話でした。
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