半年前に遡ります。オオコノハズク2番雛巣立ちの動画をやっとアップしました。ちょっと長めの動画で申し訳ないですが、ご覧ください。
巣箱内はUSBカメラを使って観察&録画しています。
昨年は観察中に親鳥に襲われました。
そんな経験から防止策を考えました。
まずPC画面を見られない様に、プラ段をカットしてシェードを付けています。
画面の映像を実物と誤認されないように・・・です。
そして上に傘を広げて木に取り取り付けて、私の頭部と背後を隠します。
画面に集中しているときは背後は隙だらけです。
テントも考えましたが、逆にこちらが周囲を見渡せないのが欠点です。
顔には蚊除けも兼ねてネットを被っています。
顔の輪郭を暈す意味もあります。
オオコノハズクのヒナが巣立った際、残った産毛で覆われている様な状態にします。
右側に見える空色の物体は・・・そう、お馴染みバケツヘルメットです。(^。^)
5月31日親が巣箱から出たので、このタイミングを待ってカメラのメンテを行いました。カメラのレンズは塵埃と静電気の影響かホコリが付着しています。
更に雨が落ちない日は極力観察を続けました。
ところが、やはりと言うべきか、6月4日に親が襲ってきました。
頭上を掠めて右手の山に飛んで行きました。
この止まるポジションはどうやらオスのようです。
荷物を少なくするためにコンデジしか持って行っていません。
精一杯ズームを伸ばしてこの大きさ。コンデジではピントもキツイです。
ノーフラッシュで撮ってもシルエットが関の山です。
ものは試しとスラッシュを焚くとキャッチが入ってイイ感じに撮れました。
次の日から重いカメラに望遠を付けて行きましたが、出ませんでした。
黒い塊を見ると、オオコノハズクではないかと、一応カメラを向けて撮ります。
後でその塊が飛んで行った……… なんて事にならないように
スカでした。
でも望遠を持って行って良かったです。
5月下旬から巣箱周辺でとても良い声の囀りが毎日聞こえていました。
チュルリンチュルリンチュルリンチュルリンと連続して聞こえます。
何だろ??? 今まで聞いたことがない??? 疑問でした。
オオルリも4月から鳴いていますが、その声は直ぐに聞き分ける事ができます。
6月7日 巣箱の向こう側の桧の枝に飛んで来て囀り始めました。
美声の持ち主はキビタキのオスでした。
写真ではみたことがありますが、初見初鳥撮りです。ヤッター
ピントが合ったのはこの一枚のみ。クロップ撮影して900㎜相当です。
後はAFがジーコジーコと行きつ戻りつしている内に飛んで行きました。
その後オオコノハズクが巣立つまで囀りは聞こえましたが、姿は見られずじまいでした。録画で録音はしています。
昨年の2番雛と3番雛は19時ジャストに巣立ちしていたので、6月8日17時に雨の中ビデオカメラをセットして山を降りましたが、
何と何ともっと早い時間帯の16時過ぎにに巣立ちしていました。
その時良く探したら見つける事ができたかも知れません。
9日 2番雛が覗いています。
10日 2番雛が巣立つ日です。
3時半に巣箱前で待機。この夕も8日同様に土砂降りでした。
顔出しはするもの私の前で巣立ちの気配すら見せません。
ビデオを回したまま17時15分ごろ下山した次第です。
それが冒頭の動画です。
環境音をスペクトログラムで可視化しています。
* 追記です *
書き忘れていました(;^_^A
6月8日と10日に巣立ちしたので、孵化日と産卵日を推定すると
孵化から巣立ちまで29日と言われています。
逆算すると
一番雛は5月10日
㈡番雛は5月12日
更に産卵から孵化までは30日だそうです。
同じく
前後となりますね。
産卵日にムササビが巣箱を1日占拠したこともあります。
その様子をリアルタイムで観察したかったですね。
やっぱり無理か~~
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《 季節の覚え書き 》
11月24日 ツグミの鳴き声を聞いた
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