イシガケチョウの幼虫を発見したが4月26日 今年の4月は暖かい日が続いています。
半月ほど前から畑にコンニャクの雄花がニョキッ!と出ています。
例年よりも早いように感じます。
ただし、コンニャクの花は酷い悪臭ですので、遠目に見る方がベストですね。
傍らの蕗の葉でも
クロセセリが日光浴をしては、せわしなく飛び回っています。
石垣から伸びているイヌビワ(クタビ・イタブ)に何気なく眼をやると、食痕がありました。
葉柄際の主脈上に何か細長いものが見えました。何かの木の屑かと触ると、虫の感触でした。
ははぁ、これがイシガケチョウの幼虫か・・・・・・フムフム
ネット上では見た事がありますが、初見です。
葉の下のタイルの大きさは5㎝角です。3齢か4齢と思いました。
27日には緑色の5齢幼虫になりました。
後で気付いたのですが、背中と尻尾の角(突起)は、クワガタなどの大顎にも似ているように思います。
捕食者に対して、『噛みつくぞ』と脅しているのかも知れませんね。
一度見つけると、眼が出きると言いますか、その日にもう1頭の幼虫を見つけました。
こちらも4齢ぐらいです。
驚いたことに先の幼虫は、28日夕食後、葉の上で糸吐きをして糸座を作っています。
そして、29日の朝には、前蛹になっていました。
まだ日のある16時ごろ蛹に変身していました。
なかなか個性的なスタイルです。
後の幼虫はというと29日夕方、後頭部に次の齢の頭を用意していました。
5月11日 目覚めて飼育箱を覗くと・・・
すでに羽化していて、緩やかに翅を上下させています。
コレは脱け殻です。
ものすごい速さで羽化してしまいました。
後でググると、孵化から羽化まで最短15日間程しか要しない様です。
まさに
超特急での羽化でした。
GWの間にイシガケチョウの幼虫はあと3頭見つけました。
2番目の幼虫は前蛹中に力尽きてしまいました。残念です。
3番目4番目は抜き打ちで羽化して羽化の瞬間は観察できませんでした。
とても、ちっちゃな蝶でした。
残りは5番目ですが、さてどうなりますやら
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《 季節の覚書 》
5月10日 アカショウビンの鳴き声を確認しました。
5月11日 ホトトギスの鳴き声を発確認
5月11日夜 用水路でヘイケボコルを初確認
5月15日夜 ゲンジボタルを2頭初確認
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