ムササビ飼育歴のある従兄弟に聞いたムササビの仔が巣箱に居る事を、かつてムササビを飼育した事のある、従兄弟に話しました。
すると、ムササビは育児中に見つかると7~8割の確率で引っ越すそうです。
直ぐに巣箱を作って近くに置けば、そのうち入って来る。
とのアドバイスをもらいました。
居なくなっては困るし見たいし・・・・・う~ん 悩ましいなあ
そうだ!巣タジオを作ろう!! と言う事で急遽作りました。そんなにノウハウがある訳ではありません。
材料も杉板はありますが、適切な幅の物があるか、探すことからスタート。
うんうん、押入れの床材が古くなって交換した板がありました。
幅30㎝の物を前後の面に、24㎝の板を側面に、底板は俎板を、屋根板は34㎝を使います。
上の写真は屋根板以外の材料です。
巣穴を開けた所。
古い材を使うので、コーナーの内側には補強を入れました。
そこから、手持ちのUSB Webカメラをどう取り付けるか、思案のしどころです。
ここから先の作業は、保証の対象外となりますので、自己責任です。
真似して仮に失敗されても、私は責任は持てません。Webカメラのヒンジをバラシ、嵌る大きさの穴をドリルで空けます。
webカメラのベースがギリギリ入る様に、鑢で仕上げます。
webカメラの脚部が納まったら、抜けない様に固定します。
そうして取り付けのが上の写真です。
私は、カメラのヒンジの穴にビニール被服の針金を挿し込み固定しました。
(カメラの下にあるグリーンの部分)
巣箱内ですが、一応雨水が掛からないように、菓子のセパレーターを被せています。
(下の写真)
背板は30㎝もあるので、反っています。
屋根板は背面の板に直接付けないで、4センチ幅に板を後ろに取り付けました。
反った背板に沿うように削り、コーキング(グレーの部分)で雨漏り対策も施しました。
前のムササビ巣箱は雨水が流れた跡が認められたので、その教訓から。
屋根板を取り付けた所。蝶番は一個だけです。
2個付けると、長期間使うと板が反って、開閉に難儀します。
更に背板の上から、蝶番の前までゴムシートを貼って防水に徹しています。(^▽^)/
巣箱の重量は6㎏弱です。
ここまで、4月2日の昼から始めて、3日の14時まで掛かりました。
大急ぎで作っても、これだけの時間を要しました。ヤレヤレ('◇')ゞ
仕上がったので、ムササビが引っ越しをしていない事を願いつつ、取り付けに行きます。
急坂を登るため、背負っていきます。
右の竹は杖兼ロープかけの為に使います。
これも前回の教訓の反映です。
平面を直接木の幹に括り付けても、軸回転して不安定です。
縦に角材を付けた板を、巣箱の背面に現場で付けて、巣箱が軸回転するのを防止します。
数本の樫の木・椎の木を見て回り、4本が株立ちした椎の木に決めました。
先ほどの4mほどの竹を使い、上の枝越しにロープを架けます。
ロープの一端には巣箱を結わえ付け、家内がもう一端を持ち引き上げます。
こえれで、巣箱を持ち上げたり、樹木に結わえ付けるまで、保持できます。
はい、これで取り付け完了!
作業しているうちに、家内が「アレッ」と声を上がました。
横の樹上を見上げると。
15~20m上に巣らしい物が・・・・
拡大するとやはり巣の様です。
ムササビは樹上にも巣を作ると聞いています。従兄弟もそう言っていました。
気になって元の巣箱を見てみると
ゲッ 夜逃げしたらしい やはり留守でした。引っ越したのでしょう。
春は引っ越しのシーズンですから ネ
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