今年の10月は好天に恵まれて紅葉見物も高知県では〝じ〟と〝ぢ〟 〝ず〟と〝づ〟を区別して発音しますので、
敢えて 〝もみぢ〟と、しました。
10月18日 国道194号線を北上し、新寒風山トンネルの手前から旧国道に入りました。
見上げると寒風山(かんぷうざん)1763mは紅葉が始まっています。
いの町本川の旧寒風山トンネル南口から瓶ヶ森林道を西に向かいました。
林道の右手の峰々は四国山地 四国の屋根 or 背骨でもあります。
地図を貼っておきます。
クリックすると拡大できます。 この地図は瓶ヶ森林道周辺です。標高1000m以上を黄色で、南からの光線で陰影をつけています。
GoogleEarthも併せて載せます。赤いラインが亀ケ森林道です。
今回は右上から左下更に中央下にかけてのルートを辿りました。
暫く走った後 広場を見付けて昼食です。
熟れた紅葉とまさに黄色に色づき始めた木の下で、軽トラックの荷台に腰掛けランチタイムです。景観は大パノラマです。味は申すまでもありません。\(^o^)/
また車を走らせ、幾つかのトンネルを抜けた崖の上に紅葉 見っけ!!
後の山は伊予富士(いよふじ)です。標高1756m
崖の上からは、色づき始めた木が覆い被さっています。
東黒森の南側から見上げると、「アケボノツツジ」の紅葉と、「シコクシラベ」等の
常緑針葉樹が錦絵を描いています。
林道から南側は高知県を見下ろします。その遥か彼方には太平洋が・・・・・・
ウーン 殘念 霞んで見えませんね。
後を振り返ると秋の日差しが綿雲を柔らかく包み、山肌に影を落としています。
東黒森を回り込むトンネルを抜けると、自念子ノ頭(じねんごのかしら)1701.8mが視界に飛び込んできます。
魚眼コンバーター使用尾根越しに見える右のピークは西黒森1861m。中央は瓶ヶ森1896.2m。
斜面は一面笹原で一見のどかな牧歌的な風景に見えますよね。
林道から山頂に伸びる登山道も見えます。
所が登山道の登山口付近は、UFOスポットかな?。o(><;)(;><)oビックラ!
一度遭遇してみたい。r(^^;) 嘘だと思う方はGooglemapで見てください。
※ ストリートビューはこの瓶ヶ森林道をまだ撮影していません。
この日は幸か不幸かUFOとの遭遇もなく更に車を進めます。
自念子ノ頭の南西側から更に南西を望む
左奥の高所は岩黒山1745m。靄の向こうの最遠景が西日本最高峰の石鎚山(いしづちさん)1982m。その手前の中央の傾いた樣な山は子持権現山(こもちごんげん)1677m。
右端のピークは瓶ヶ森(かめがもり)1896.2m
上の写真の中央部です。
子持権現山は北斜面には鎖場があり、それを伝ってヒイヒイ言いながら登ります。
山頂はアケボノツツジの古木が林立しており、5月中旬には木の下から順次咲きます。
裏手(西側)に回ると数十mもの巨大な
子持ち岩(礫岩)が山に嵌まっています。
それが山頂右側が膨らんでいるあたりです。
西黒森1861mを見上げます。山頂斜め下の半分影になっている谷にはGW~梅雨頃まで雪塊が残ります。
画面左端の林道の一段上に、吉野川源流点の碑があります。
吉野川は四国三郎とも呼ばれ、ここから転げるように白猪谷に下り、幾つかのダムを通過ひたすら東に向かって徳島まで流れています。(本流総延長193㎞)
瓶ヶ森登山口近くから東側を振り返った所。
画像をクリックして拡大してご覧ください神鳴池(かんならしいけ)はその昔 竜が棲んでいたとの伝説がありますが、
現在は池が干上がり笹が生い茂っています。
今年は天候と紅葉がドンピシャでした。こんなに綺麗に見られたのは初めてです。
昨年来の台風・大雨でよさこい峠から土小屋までは通行止めです。
よさこい峠から県道40号線を下り、長沢で再び国道194号線を経て帰宅しました。
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