セセリチョウの幼虫の名前を絞り込みました10月3日 食草の葉を入れ替える時に巣を破りました。
左側が15SS-1で 右側が15SS-2です。№1は約23㎜、№2は約15㎜あります。
初見ですので、どちらも齢数はわかりません。この違いなら1齢差でしょう。
№1です
№2です
どちらも頭は模様無しで真っ黒、首の後ろに黒いカラーがある。尾端は黒くない。
上記の特徴で、「
大阪市と周辺の蝶」のHPから、左ペインにある「幼虫の図鑑」のページを開き画像データベースを辿りました。ここは、たびたびお世話になっています。
このHPではとても詳細な解説や科別に分類にして、種別に各齢の画像が見られます。
プロフィールに載っていますが、最初はホームページビルダーで作り始めたが、そぐわなくて途中から別の方法で作成されているそうです。
アゲハチョウ科から始まりセセリチョウ科は、幼虫ページのずーーっと下の方にあります。
データ量が多いので辿り着くまでちょっと大変ですから、気長く探す必要があります。
できれば科別にフォルダーを作り、その下に種別の画像データを配してもらえたらありがたいのですがねえ・・・・・
特徴をもとに探したのが コチャバネセセリが第1候補です。
うーん コチャバネセセリは、撮った記憶がまるっきりありません。
10月4日 №1 葉の表側から
それまでの巣はチューブ状か三角錐のパイロン状だったのが、面白い形に葉を閉じました。
葉の裏側から
主脈を少し斜めに捻る様にして膨らせ、室の空間を確保しています。
下は表からアップです。
柏餅の様な形でもあり、前にあったテトラパックの紙容器ふうでもあります。
全周を綴じていた巣を破るとこんな状態です。
巣を破る時綴じている糸は思った以上に力を要しました。またピンセットで押さえないと巻き癖があり直ぐにカールします。形状記憶させています。
一方№2はと言うと
巣を開けると脱皮の前段階になって静止していました。
頭部胸部をアップにすると
首の胸部の第1節が膨らみ、カーラーが首から後ろに離れています。
次回は この 15SS-2の脱皮をアップします。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*