今夏、我が家に作ったスズメバチの巣です。
この巣を退治しました。
※ 注 意 ※
あくまでも素人の退治方ですので、決して真似をしないで下さい。
反面教師的に見ていただきたいと思います。
市道に面した二階の棟に巣ができて大きくなっていました。直径は約15㎝です。
ここは 十年くらい前にもあった場所で、巣の周囲にその名残があります。
巣を作る条件として適しているのでしょうか?
この巣には最下部に出入り口があります。
調べると、最下部に出入り口があるのは〝オオスズメバチ〟だけの特徴だそうです。
8月のある日、夜の帳が降りるのを待って退治をしました。
不用意に近付いて頭を刺されたので、重装備で取りかかりました。
市道からはライトを三脚に固定して巣に向けて照らします。
帽子にミツバチ用のネット。その上にハンギング用の鉢底をメット代わりに被り
合羽を着用し、ゴム手袋ゴム長靴の出立ちです。これで露出部分はない。
10m噴射できるハチ・アブ用の殺虫スプレーを2~3本と、
女竹を2本繋いで長くした棒を持って1階の屋根に上がりました。
まず、スプレーを噴射します。 オー届く届く!!
驚いたスズメバチが巣穴からウジャウジャと出てきます。
薬剤が掛かるとすぐにハパラパラと落ちています。
スプレー1本を使い切った所で、巣の外皮を破ろうと竹の棒で突っつきました。
「ズボッ」鈍い音がして、野地板(屋根板)から巣が取れて下の小庇の上に落ちました。
その場所は死角になってスプレーが掛かりません。
竹の棒でその辺りを撫で回していると、下の草むらに落ちました。
作業開始時にポツポツと降り始めた雨がこの頃から本降りになりました。
大急ぎで機材を撤収してから汗を流し、床につく頃は土砂降り状態になりました。
翌日は午後になって雨は上がりました。
夕方、地面を探すとスズメバチ(職バチ)の死骸が幾つか転がっていました。
オオスズメバチにしては小さいかと思います。
草むらはまだ雫が残っており、蜂の残党が居たら拙いので合羽を着て巣を探しました。
一部を見つけました。
外皮の一部です。右の黒い部分が出入り口?
何段かある巣の一つです。
糸で蓋をして蛹になっているものが多数います。
蓋を外して蛹を取り出してみました。
左から順に終齢幼虫 初期の蛹 羽化間近の蛹 職バチです。
暫くすると黒山の蟻がやって来て運んでいきました。
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